187 x 62 センチ (全体) 122 x 48 センチ (本紙)
軸先:木
※全体サイズは表具の端から端のサイズです。軸先部分は含みません。
※商品・軸先の状態につきまして下記【重要なおしらせ】項目をご一読お願いいたします。 紙本(印刷ではなく、描かれている作品です。)
【森川曽文】1847-1902 日本画家。京都生。名は英絢、字は士倩。初め前川五嶺の門に学び、のち長谷川玉峰に師事する。京都府画学校教諭を務め、内国勧業博覧会・絵画共進会や海外の博覧会で受賞する。四条派の正統を継ぎ、山水花鳥を得意とした。門人に三宅呉暁・深田直城らの俊才がいる。明治35年(1902)歿、56才。
【江口の君】 平安時代から鎌倉時代にかけて摂津国江口にいた遊女の総称。 また、謡曲「江口」で西行法師と歌問答をしたとされる遊女の妙をさす。 西国行脚の旅僧が摂津国江口の里(大阪市東淀川区)に到ると、 出会った女が、むかし、西行法師が宿を借りた時の問答歌を聞かせて、 「自分はその時の遊女、江口の君「妙」の化身である」と告げて消え去る。 旅僧がその跡を弔っていると、再び先ほどの遊女が侍女と共に舟に乗って現われ、 舟遊びの様や歌舞を奏して楽しんでいたが、 やがて、遊女(江口の君)は普賢菩薩と化して白雲に乗り西の空に消えていく。 問答歌 (新古今和歌集 巻十) 世の中を厭ふまでこそ難からめ、かりの宿りを惜しむ君かな 西行 「出家までするのは難しいとしても、あなたは一夜の宿まで惜しむのですか」 世をいとふ人とし聞けば、かりの宿に心止むなと思ふばかりぞ 江口妙 「世を嫌って出家された方なのに、仮の宿(=この世)に執着なさるなんてと思っただけです」
【普賢菩薩】 仏の悟り,瞑想,修行を象徴する菩薩。仏の教化や衆生済度をたすけるとされる。文殊菩薩とともに諸菩薩の上位にあって釈迦如来の右脇侍。白象にのった姿であらわされる。華厳経や法華経などに登場。東京国立博物館蔵の画像,大倉文化財団蔵の彫像が有名。
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