金銅観音菩薩坐像です。


片膝を立てた坐像は、如意輪観音などにみられる様式です。宝冠や衣文などの形状から中国遼時代の雰囲気を持つ像です。


製作年代の明確な断定は困難ですが、所々見える地金や錆色から、相当の時代を感じさせます。


わずか７cmの像ですが、柔和な表情、優美な像形が魅力です。


全高：約7.0cm
重量：約118g


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