ALTEC 5150FC(フィールドコイルタイプ、515を励磁型に改造)を出品します。現在新設した工場の作業場にこもって加工を行っています。すでにD130や2440,288ドライバーらも作成致しました。電源を今までの真空管整流やチョークインプット方式の100V~300Vのもから扱いやすい安定化電源の24Vに変更(±15%可変)、安全で安定し動作を可能にしました。マグネットコイルをPE線Φ0.90の3000gを用い、ドライバーのヨーク(コア)材は大口径のポールピースを製作し腐食に強い無電解メッキを施しています。これによりマグネット使用時とそん色のない磁界を得ることができ電力を効率よく磁力に変換しております(10000G~15000G)。ヨーク材はコア材に適した低炭素鋼を使用しており加工が困難で高価な純鉄(現在はほとんど入手不可)にひけをとらない性能を確保しております。またバックキャビも既存のものを流用するのではなく磁界の通りを考慮し新規に製作いたしました。この結果磁束の向上と共に音の力強さがアップ致しました。 現在廃業した鉄工所の工作機械を譲り受け新工場が稼働中です。

巷では、フェライト磁石よりアルニコ磁石が良いと言われ人気が有ります。
その理由は、磁性体そのものの透磁率のレベルの違いと思います。透磁率は、フェライト磁石・・・1.1 アルニコ磁石・・・5~7 鉄は・・・4000 だそうです。励磁スピーカーは鉄を使用しますので、当然永久磁石とはけた違いの透磁率です。要するに、逆起電力での磁気回路のショートによる電磁ブレーキがかかる。(車で言えば、エンジンブレーキがかかる)
ですからもコーンが音声信号以外の余計な動きが無いという事です。要するに、ボイスコイル及び振動板慣性等の過渡作用を電気的に阻止するわけです。

マグネットを使用したスピーカーと比較すると、励磁型は音の繊細さ、透明感が著しく上回り、
市内のオーディオフェアでの500万円~1000万円以上クラスのスピーカーとの比較でも同行者のすべての評価が我々のシステムが上回っているとのことでした。要するに、磁性体そのものの透磁率のレベルの違いによるものです。(励磁型は、音離れが良いと感じるのはそのためです)  
また前回納入させていただいた和歌山県のT様にも「切れ切れの今までにない透明度の高い音」との評価をいただき、またセッティングに立ち会われたオーディオ仲間の方々にも好評を頂いております。調整をしていただいた評価の高いプロの修理工房の社長様にも「励磁型らしい切れの良い音離れの良い音」との評価を頂いております。

今回制作したAKLTEC515FCはウーファーとしては今回が10作目でより完成度を高めております。制作にあたっては福井県工業試験場の技術スタッフの皆様、元CBSソニーミュージックエンターテイメントのチーフエンジニアS様、電力会社のOBで現在高電気検査組合の会長であり、制作に助言尽力していただいているC氏の協力に感謝いたします。 

現在励磁用コイルや磁気回路の鋼材の価格が約3割アップしており、電源基盤やコネクタ類が半導体不足のあおりを受け在庫切れ1年待ちという状況です。このため電源はオプションとさせていただき購入ご希望の方は+35000円で製作いたします。
また以上のことから今後受注生産とさせていただき製作期間は3週間から1か月の間を納期とさせていただきます。
今後完成品とフルレンジを中心に製作していきますのでユニットの出品は今後しばらく休止させていただきますのでこの機会に是非購入をご検討ください。

48時間内に連絡がつき3日以内の決済が可能な方、新規の方入札ご遠慮ください。また重要な欠陥、瑕疵がある以外はノークレームノーリターンでお願いいたします。 
※励磁型スピーカーに興味のある方や試聴ご希望の方は質問箱よりお問い合わせください。所有ユニットの励磁化改造も承ります!また希望価格に達しない場合や個人間で売買が成立した場合は出品を取りやめる場合があるのでご了承下さい。