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  • 傷や汚れあり (詳細
CD 海外盤 EMI 5 65869 MATRIX 25シリーズ
ワイル 交響曲:第1番 第2番
 / ベルティーニ BBC交響楽団
ブゾーニ:悲歌的子守歌
シェーンベルク:室内交響曲 2
 / プラウスニッツ ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 

プラケースには傷が多数あります。冊子は若干使用感あります。
ディスクは概ね綺麗です。
出品にあたり通して鑑賞し異常無きことを確認済みです。
聴ければ良いという方のみご入札下さい。

発送はおてがる配送ゆうパケット(送料210円、追跡有、補償無)です。
ジュエルケースCD4枚まで上記送料で同梱発送できます。

++++++++++++++++++++++おやじの戯言+++++++++++++++++++++
バーンスタインの友人(恋人?)のブリッツスタインがワイルの「三文オペラ」を英訳して
アメリカで上演した際に、バーンスタインもピアノでお付き合いした。
ワイルと言う作曲家の事は知らなかったし、「三文オペラ」は手に入れられないでいたのだが
なんとTVでサミー・デイヴィス・Jr.が登場する「三文オペラ」が放映されたので作品に触れる
事ができたのだった。

さてこのCDであるが、お店で交響曲ハンティングをしていて見つけたものである。WEILL?
裏を見るとKURT WEILLとフルネーム表記。ワイルも交響曲書いたんだと興味を持ち
持ち帰った。
果たして、第1番は一瞬前衛的かと思わせるもやはり正体が見えたな。
第2番は随分と違っていてなんだか悲痛な雰囲気で始まる。それもそのはず、ヒトラー政権から逃れて
パリに亡命した時期の作品であったよ。3楽章に至るとワイル節丸出しと相成るのだが、?、
ショスタコーヴィチと通じる何かを感じた。 初演はブルーノ・ワルターが指揮した。

ところで、このCD、MATRIX25という25枚のシリーズの1枚なんだが、名曲スタンダードに
馴染んだリスナーに更なる世界へ旅立たせようと言う意図のもとで企画されたコンピレーション
ものであった。
おかげで、あまり近づかないブゾーニ、シェーンベルクなどの作品も楽しめお得なCDだったな。
特にブゾーニの作品は亡くなった母親を思い作曲されており、どの作曲家も愛しい人の死
に触れて書いた曲と言うのはスタイルは違えど、気持ちは同じだと思ったな。この作品の
ベースは、母親が彼に歌ってくれていた子守唄なんだってさ。ブゾーニの伝記本を書いた
ボーモントはこの作品を「ブゾーニの最もパーフェクトな作品」と称したそうだよ。
最初はピアノ曲と作られたのだが、後にオーケストラ版を書き、この時に副題として
「母の棺に寄り添う男の子守唄」が付けられた。おっと、"A Man's Berceuse at the Boir of his Mother"
をおやじが勝手に和訳したから、おかしかったらごめんよ。おやじがおふくろを亡くした時を思い出すに
atはこういう風だったなと、、、

コンピレーション・アルバムのお楽しみである、お宝発見をできた1枚であった。

近年、冒頭に書いたバーンスタインが弾いてる「三文オペラ」全曲も聴くことができた。
録音が残っていたとはね。